ディンカ族とは?平均身長が超高くモデル/バスケで活躍する民族!結婚は一夫多妻?ディンカ族という民族を聞いたことありますか？元NBA選手がいるほど身長が高いことで有名な民族です!今回はディンガ族の特徴や食事・結婚制度を紹介します!ディンカ族がどういう民族なのか、居住地や衣食住もチェック!
ディンカ族とは？
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アフリカ大陸の南スーダン、主にナイル川流域のバハル・アル・ガザール地方を中心に居住している複数の亜部族のことをいいます。
ディンカ族は大きく分けて１０つの亜部族からなっており、それぞれ細々とした違いはあります。
でも身体的特徴、文化的な特徴は変わらず、ディンカ族の特徴は世界で見ても高身長であり、牛を愛している民族であるということです。
アフリカ大陸は、多種多様な民族が居住しており、いろいろな民族背景を持った人たちが入り混じって生活しており、多くは先述したとおりスーダンを居住地としています。
またディンカ族は自らを『ジエン』と名乗っています。ただ何故『ディンカ』と呼ばれるようになったのかは、まだ解明されておらず、謎のままなんです。不思議ですね。
ちなみに、ディンカ族は自給自足で生活しています。
あまり外部との接触はなく、商売にほとんど関わることなく過ごしていたのですが、近年では、少しずつ商売を行うようになっているんです。
ディンカ族の人口は？
ディンカ族の人口は、100万人程度といわれています。
この『100万人』という人口規模は、民族では多い方になります。
日本でたとえると、100万人は仙台市になり、日本で１２番目に多い市とほぼ同じになりますので、民族として十分多いことが分かりますね。
ディンカ族の言語は？
ディンカ民族は、『ディンカ語』を話します。
皆さんは。このディンカ語、どんな言葉なのかイメージできますか？
ディンカ民族は、スーダンに居住している民族が多いため、ディンカ語はラテン文字で書かれ、音調言語になります。
音調言語とは、音の高低で意味が変わる言葉です。音の高い低いで意味が変わるっていうのは日本ではなかなか想像できないですよね(笑）
現在、ディンカ語を話す人口は200～300万人と言われています。ディンカ族は多くの亜部族が生活しており、住んでいる地域がさまざまなので、地域で分けて５つの方言に分かれています。
それぞれRek、Padang、Bor、Agar、Alor-Ruwengで、それぞれ音が変わるといわれています。
日本語で言う、標準語、関西弁、博多弁などにあたる、と考えると、地域ごとに方言があることにも納得がいきますね♪
ということは、ディンカ族も方言によって会話が聞き取れないことがある、ということでしょうかね・・・(笑)
ディンカ族は平均身長が高いのが特徴！
[出典元]http://retro-mo.com
ディンカ民族の特徴として挙げられるのは『背が高く、黒い肌を持つこと』です。
1950年代では、平均身長が182.6cmあったといわれています。今は内戦や紛争により栄養失調が続いており、1995年には平均身長は176.4cmと報告されています。
日本の平均身長は現在170.6cmなので、低くなっているとはいえディンカ族が高身長であることが分かります。
モデルやバスケットボール選手としてディンカ族が活躍しているのも納得です。
ディンカ族は高身長の遺伝子を持っていることがよく分かりますね。ディンカ族と日本人が並んだら、巨人と小人に見えてしまうかもしれませんね(笑)
黒い肌、はアフリカに住んでいる民族の特徴です。他の民族に比べて『より黒い肌』であることを誇りに思っています。
『より高く』『より黒い肌』であることがディンカ族に共通する誇りです。
ディンカ族の食事は『穀物』が中心
ディンカ族は牛を大切にする民族です。
でも、牛を食べることはせず、儀式や結婚式などでの贈呈品にしたり、牛乳を飲んだりするために牧蓄しており、あくまでも文化的に飼っているというわけです。
ディンカ族の主食は穀物、主にモロコシとキビです。
それだけでは栄養が足りないので、魚や肉も採るために狩りをすることもありますし、トマトや米、豆類なども必要に応じて摂取します。
牛乳を積極的に摂取するから、ディンカ族は身長が高いのかもしれませんね♪
ディンカ族は『男社会』
日本では、近年『男女平等』な社会作りが積極的に行われています。
以前に比べると、女性が社会で重要な任務についていたり、自分で会社を立てていたり、社会で活躍することが増えました。
一方、ディンカ族の社会は、男社会です。結婚についても一夫多妻制です。
社会的地位が高い男性であれば、10人どころか100人の妻がいる場合もあるといわれています。男性にとっては、なんとも羨ましい制度かもしれませんね。
ただ、社会的地位が高くないと・・・？(笑)
また、ディンカの女性たちは、家庭に入り家事や子育てを主に行います。結婚したら家庭に入って暮らしたい！という女性にとっては羨ましいことです。
多くの妻がいるため、日本の歴史で出てくる大奥みたいな状況なのかもしれませんね・・・(笑)
また、男社会であることと同時に、年齢も重要視します。若い男性は１人前の男と認められるために、額に傷跡をつけます。
これがあって初めて、大人の仲間入りができるのです。このとき、牛にちなんだ名前をつけてもらえるんだとか♪
さすが、牛を大切にする民族ですね。
