タミル人とは?美人の有名人が多い!?特徴や宗教/言語/食事など紹介!タミル人という民族のことを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、特徴や宗教・言語・食事といったタミル人の基本情報に加え、「美人の有名人が多いのか」など様々な視点でタミル人をご紹介します!
タミル人とは?
[引用元]https://d13kiiruo3x6iv.cloudfront.net
南インドのタミル・ナーデゥ州に住む、タミル語を話す人人々のこと。
タミル人は、古代から南インドのタミル・ナーデゥ州に住んでいる人々のことです。
現在のタミル人は、南インドだけでなくスリランカやマレーシア、シンガポールなどにも住んでおり、タミル人の全人口は推定で7600万人~7700万人いるといわれています。
タミル人はもともとはドラヴィダ人でした。ドラヴィダ人は、インダス文明を築きインダス川流域に住んでいた民族のことです。
そのドラヴィダ人が白人遊牧民のアーリヤ人に圧迫され、いくつかの部族に別れ移動したんです。
そのうちのひとつの部族が、南下しタミル人となりました。
タミル人の特徴
[引用元]https://www47.atwiki.jp/wikirace/pages/78.html
タミル人の容姿の特徴としては、目は二重でまつげが長い、唇は分厚い、肌は黒く、男性はヒゲが濃ゆいなどが挙げられます。イメージしやすいところで、インド人の方を想像していただければいいかと思います。
性格は、親しみやすい性格の方が多く、友好的でコミュニケーションの能力に長けた方が多いといわれています。
ただ一方で、中には興奮しやすい人も多いといわれているので、接する機会がある際はフランクにいきすぎない程度に相手との距離感を大切にするとよいですね♪
タミル人の宗教
タミル人は、ヒンドゥー教徒です。
ヒンドゥー教の大きな特徴としては、『カースト制度』という身分階級制度があります。
カースト制度は、上からバラモン・クシャトリヤ・ヴァイシャ・シュードラ・不可触民というような階層に別れた身分制度のことです。
タミル人はそんなカースト制度のもとで暮らしているものの、現在ではカースト制度は衰退傾向にあります。
日本でも過去『士農工商』という身分制度がありましたが、現代ではそう言った身分は特別な天皇などを除いてなくなりましたね。
タミル人も少しずつ現代文化に近づいてきているのかもしれませんね。
タミル人の言語
タミル人は、ドラヴィダ語系のタミル語を話しています。インドやシンガポール、スリランカでは公用語のひとつとされています。
約5,300万人によって話されており、ドラヴィダ語系の中でも最も古い歴史をもつ言語なんです。
タミル語は語順や助詞などが日本語に似ているといわれており、私たち日本人とっては、なんだか親近感がわきますよね!
タミル人の食事
タミル人の主食は日本人と同じで米です。
他にも、豆類やカレーリーフ、マスタードシード、コリアンダー、しょうが、にんにく、タマリンドなどを多用するので、メニューがとても豊富な点が特徴の食事です。
タミル人の伝統的な料理としては、ドーサやラッサム、イドゥリー、サンバルなどがあります。
また、南インドの朝食の定番である「ワダ」はタミル発祥だといわれています。
▼ワダ▼
[引用元]http://indira.jugem.jp/?eid=9
タミル人は、床に座り、バナナの葉の上に料理をのせて右手で食べるという食事方法をとっています。
私たち日本人からすると、なんだか不思議な食べ方だと思えますね!
タミル人は美人の有名人が多い?
http://chaitu-personalworld.blogspot.com/2010/12/shriya-saran-profile.html
タミル人の女優さんは、目鼻立ちがはっきりしていて、とてもきれいな人が多いです。インド映画でも活躍されている方も多いそうですよ。
興味がある方は、インド映画を見てみたらきれいなタミル人の女性をたくさん見ることができますよ!!
タミル人の歯磨き(豆知識1)
http://www.maeda-dental4618.com/article/15251072.html
タミル人は、日常的に「ニーム」といわれる木の枝を使って歯磨きをします。やり方としては、30分間ニームをかみながら唾液を吐きだし続けて歯磨きをするというやり方をとっています。
そして、ニームは外注対策や治療薬としての効能が高いことで注目を浴びています。そのため、先進国からは「奇跡の木」といわれています。
ニームは昔から医薬、虫よけ、治療薬、歯磨きとして使われておりタミル人の重要な伝統文化といえます。
ちなみに日本でもAmazonなどで歯磨きを購入できます!興味がある方は、購入してみてはどうでしょうか?
タミル人の民族衣装(豆知識2)
タミル人は、女性はサリー、男性はサロンと呼ばれる民族衣装を着ています。
[引用元]http://www.kyoritsu-wu.ac.jp
サリーは、サンスクリット語で「細長い布」という意味です。まさにその言葉のままで、サリーは細長い布でできていて、それを体に巻き付けるという着方をします。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/cd/Sarungan.jpg
サロンは、スカートのように腰に布を巻くものです。そのサロンに合わせて、上はTシャツやタンクトップなど、自分が好きなものを選びます。
女性が着るサリーは、とても有名ですよね!みなさんが一度は着てみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?